下村彰慶 オステオパシー人生のブログ|日本オステオパシープロフェッショナル協会

症例報告(バネ指)

2021年4月6日

「バネ指」の症例報告をする。

 

継続的に来院されている76歳の女性である。

本日の朝、来院時に「昨日の朝から右手環指を伸ばそうとすると上手く伸ばす事ができず、ボコっという感じになる」とのこと・・・。診てみるといわゆる「バネ指」である。

 

一般的にバネ指は使い過ぎによる腱鞘の炎症ということで患部の低周波治療といったような本当につまらん知恵の無い治療らしきことはするが、全く効果なく10回行っても交通費と時間と治療費の無駄である。

 

だいたい治療家本人がこれで回復するとは全く思っていないからお笑いだ。

 

もし、その様な治療で本気で治ると思っているならその治療家は余程めでたい脳みそをしている。

 

なぜそのような事が言えるのかだが、以前整骨院をやっていた私がスイッチマンであったからだ。(低周波治療器のスイッチを入れてボリュームを右に回すだけだった事からスイッチマンと言う)

 

この患者さんの場合、本当の原因は「虫垂炎の手術痕」であるが、緩めることは出来ても完全に元に戻すことは不可能である。

 

よって右の乳頭体Line10の治療と右手環指DIP関節に赤玉パンチそして大動脈弁の治療をした。

 

それによりその場で指はスムーズに痛みなく動くようになった。

 

助手に付いていた息子に対して「いいか・・・ほとんどの場合、痛みのある所に原因は無い。もしあっても残りカスぐらいや。もしわしが死んで自分1人で治療しなければならなくなった時、痛いところを触って患者さんに満足してもらおうと思うような事があればお前には一流の治療家になれるセンスは無い!その時はすぐに店を閉めろ!」と言っておいた。まぁ本当のことだ。

 

ちなみに私のブログを見ている臨床家の中でウソを書いていると思う方がいるならいつでも技術レベルの挑戦は受けて立つつもりで書いている。

 

 

おしまい。