下村彰慶 オステオパシー人生のブログ|日本オステオパシープロフェッショナル協会

「身体の考察と治療」セミナーを終えて・・・

2021年7月12日

 

昨日、上記タイトルのセミナーを1Dayで開催し無事終了した。

現在、日本人の身体は急激におかしくなってきている。その事を受講生がどれほど理解しているのか・・・を知るために何人かに質問してみた。

 

その上で感じた事は、当日参加していた受講生はこれまで私が繰り返し言ってきた事に対して各自確認している様で、ある程度理解していてくれた事は時間の短縮になり助かった。

 

そして一通り質問した上でまだ気付いていない事については、森順平君に頼んでホワイトボードに列挙してもらいながら説明していった。

 

今回のセミナーは、私が日常どの様な治療を行なっているのか・・・を説明しながら、受講生にその治療の本質を理解してもらうのが目的であったので、現在起こっている「皮膚と真皮」の問題について話をした後、実際に受講生の中から身体に不具合を生じ治療を希望する者を選抜し、治療する事にした。

 

希望者に挙手をしてもらうと、3人の候補者がいたのでその中の1人であり、東京から参加してくれていた田川君を選び、説明をしながら治療を行うことにした。

 

田川君の症状は本人曰く4日ほど前に「ギックリ腰」を起こし、その後痛みが続いている・・・という事である。

私は「おそらくギックリ腰ではないだろう・・・」と前置きした上で脊柱の可動域などを確認した。腰の伸展はほぼ0°屈曲は90°近くまでは出来るもののそれ以上は出来ない。

 

そのほかの症状として特筆すべき事は田川君の顔の皮膚の色がドス黒い上に真っ赤っ赤だ!この事は受講生全員が気付いていた。そして脈が大変乱れている(不整脈という意味では無い)東洋医学を学んだ者が何人かいたので何人かに脈を取らせてみたが、寸・関・尺(脈を診る場所の事)全ての脈が良くなかったが、特に悪いのは左右の寸の脈が全くとれない。ただし、寸の脈が全くとれない患者さんはここ最近急増しているので特に驚きはしなかった。

 

しかし、問診とか触診をせずに「皮膚と真皮のズレの評価」を行なった時、私は大変驚いた!

関西ではこれまで全く診たことが無いタイプなのだ。横と縦ズレがえげつない・・・

 

一瞬「どうしよう・・・。えらい者を選んでしまったなぁ・・・」と不安感にとらわれ、思わず口にも出してしまったが「遅かれ早かれ関西もこうなる。自分の力を信じて試させてもらおう・・・」と気をとりなおして、これまでの応用を利用し、赤玉パンチを使ってなんとか「皮膚と真皮のズレ」を解決すると、それだけで顔の皮膚が真っ赤っ赤だったのが引いていき、ほぼ通常の皮膚の色に戻った。

 

しかし、コアリンクに強いテンションがかかっており、左右の仙腸関節の固着と右股関節の圧縮が強くある。もちろん全身の骨膜にも強い捻れがあった。

 

そこで治療時間を短縮するために(バイタルエッセンス+バイタルボディ)(バイタルエッセンス+エナジーハート)をミックスしたものを飲んでもらった後、私は脳の神経核の評価をすると、左脳梁Line17と左乳頭体Line3に強い問題がある事を見つけたのでそこのLineを治療すると仙骨が2〜3回ポップした後、仙腸関節や股関節の関係が良くなり、仙骨が可動を始めた。

 

これでOKか・・・と思ったが、コアリンクのテンションがなかなかとれないため、仕方ないので頸椎の2番を利用して鋤骨の機能障害を取り除く事でコアリンクは正常な張力を取り戻し、治療を終了した。

 

終了後、受講生の前で可動域テストを行なったが治療前とは全くの別人になっており、腰椎の伸展域は体操選手のように伸展できるまでに回復しており、屈曲域も楽に手が床につくまでになった。

 

頸椎などももちろん下部頸椎から反れるようになっており、受講生全員が大変驚いていた。

上手くいってホッとした瞬間である。

 

おしまい。

 

PS:このブログを見ている方は

8月21日(土)の「四角い頭を丸くするセミナー」

8月22日(日)の「電磁波入門セミナー」に是非参加してみてください!

四角い頭では新企画で今年の春から販売を開始した新製品の健康食品の紹介を。

電磁波入門でも新企画で5Gの電磁波がどれほど身体に害を出しているかを全員に体験してもらいます。

体験する事で何故なかなか患者さんが治らないのか、なぜ関節が硬くなっているのかが理解できるため、患者さんに対しての説明にも使えますよ!

 

驚愕の2日間になると思います!