下村彰慶 オステオパシー人生のブログ|日本オステオパシープロフェッショナル協会

「パーカッションハンマーアドバンス」セミナーを開催

2023年8月25~28日

 

ドクターコスD.O.と奥さんのモニカD.O.をお招きし、ドクターフルフォードD.O.が開発され、治療に用いられていた「パーカッションハンマー」のアドバンスセミナーを日本オステオパシープロフェッショナル協会主催で開催した。

 

本来であれば、3~4年前に開催するはずであったのだが、コロナウィルスのパンデミックにより開催を延期せざるを得なかったのだ。

 

久しぶりにコス御夫妻にお会い出来とても嬉しかったし懐かしかった。「パーカッションハンマー」テクニックは一般的に知られているオステオパシーの代表的なテクニックとは身体の診方も考え方や方法も違うことからここで詳しく書くことは難しいが、簡単に説明をすると、関節とか内臓とか筋膜といった組織・器官そのものにアプローチするのではなく、生命場(フィールド)に対して器具を用いてアプローチをし、身体全体に大きな変化と効果をもたらすのである。

 

特別な世界観のセミナーであり、聴く内容・体感した効果もこれまで経験してきた事とは全く違ったものであったため、参加者は全員大喜びであった。

 

4日間のセミナーであったが、無事何事もなく終了出来て良かったと思う。

 

PS:モニカD.O.がセミナー中にワシントン州のオステオパシー協会の会長に選ばれたとの報告があったとのことである。おめでとうございます!

症例報告

2023年8月25日

 

今回の症例は大阪より来院された39歳の男性である。

 

疾患名は「非定型精神病」で、主訴として視力低下・疲れやすい・眠りが浅い・幻聴がある。

 

既往歴として

4歳 大腸炎

14歳 両股関節の剥離骨折

18歳 非定型精神病

19歳 右肩靭帯損傷

20歳 両膝半月板損傷

30歳 非定型精神病

38歳 非定型精神病

 

患者さん曰く14歳より幻聴があるとのこと・・・ちなみにワクチン接種は2回している、

 

さてさて治療だが、初診時は微弱電流促通、左右肋軟骨結合部に赤玉パンチ、エモーショナルLine⑤に鍼、肝門にペースト、右蝶鱗縫合をクラニアルテクニック、右扁桃体、尾骨2-3リリース。

 

治療後、これまでで初めてのスッキリ感があったそうで表情も大きく変化した。

 

患者さんから私に対して「私の症例はブログに書いてもらえないのですか?」と言われたので「それでは治療後の感想を書いてくれ。最近はめちゃ忙しいので文字数を手抜きにしたいから・・・(笑)」といって了解した。

 

2日後も治療したが、治療内容は省略させてもらいたい。

 

以下に患者さんからの感想文を載せる。上が初診時、下が2回目の感想文である。

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おしまい

症例報告

2023年8月21日

 

本日の症例報告は患者さんの了解をもらっている。神戸市在住の46歳の女性だ。ワクチンは2回接種している。

 

症状は左手関節の痛みと今年6月末に転倒し、左膝を打撲後しばらくして足関節も痛くなる。そして嚥下障害と眼の焦点が合わない。また最近になって外傷もないのに右肩関節~右頚部にかけての痛みがある。

 

上記症状を見て違和感を感じる臨床家はいないか?

何も考えることなく単に治療をしているふりをしている者にはわからないだろうが、数年前よりこういった方が増えてきている。つまり説明のつかない症状のことだ。

 

例えば6月に転倒した後、膝がしばらく痛いだけなら理解出来る。しかし、46歳なんかで受傷後2カ月を経過して膝の痛みが消えることなく足関節も痛くなることは通常であれば無いし、もちろん年齢のせいではない。なぜならその2か月の間に補正作用により痛みを打ち消すからだ。

 

嚥下障害と眼の焦点が合わないという状態についてもそんな患者さんが増えてきているということを私はずっと前からセミナーでも言ってきた。

 

もちろんこの患者さんにも「食べ物を飲み込みづらくなってませんか?」とか「焦点が合わなくなってきていないか?」と以前から言ってきていた。それは数カ月も前よりそういった状態が既にこの患者さんの中に存在している状態になっているのがわかっていたから聞いていたのだが、その患者さんは「今は別に・・・」とその時は言っていた。

 

今回「だから私は以前にも嚥下障害や焦点のことも聞いてましたよね?」と言うと、

「そうですね、聞かれてましたよね・・・」とのこと。

 

現在において素人の患者さんが自覚出来るようになった時にはかなり手遅れの状態が多い。なぜなら、これまでの原因とは全く別次元の問題であるからだ。そして症状を元に戻そうとしてもかなり難しくなってきている。

 

右肩~頚部の痛みにしても外傷もなく、その様な症状が起きるのはありえない。言っておくが私は原因が理解出来ているし治すことも出来る。ただし、ある程度短いスパンでの通院と治療時間を要する。

 

それさえできるのなら嚥下障害も眼の焦点も身体の様々な痛みも治すことは出来る。

 

そのことを患者さんには伝えた。

 

治療後は大分痛みもマシになったがまだ残っていた。その他の症状と呼吸などは楽になったとのこと・・・。

だが、症状を消し去るにはある程度の時間を使って排毒し、神経核の治療をする必要がある。

 

おしまい。

症例報告

症例報告

2023年8月22日

 

本日島根県より来院された66歳の初診の女性である。ワクチンは未接種。ブログに書くことも了解を得ている。

 

5歳頃に結核を患う

16歳 両膝関節炎

18歳 階段から落ち尾骨を強打し、暫くの間痛みのために動くことが出来なかった。

31歳 掌蹠膿疱症による多発性関節で扁桃腺を両側切除することで歩けるようになる(そういった症例が

MDの世界ではあるらしい)。その後現在に至るまで無理をすると跛行を呈する。胸鎖関節・背骨・右仙腸関節が石灰化していて右仙腸関節は現在も痛みがある。

65歳 白内障により手術を薦められる。目の焦点が合わない。

66歳 左手小指の関節を挟んで圧を加えると痛い。携帯電話を持っていると手がジンジンする。

 

上記症状を見てまず気になった点は尾骨の打撲だ。ここを強打すると硬膜と終糸にダメージを与えることからダイレクトに脳に強い影響を与える。

 

次に考えたのは結核の既往だ。この病気をすると必ず胸部(特に肺)に癒着を起こしている。

 

掌蹠膿疱症による多発性関節炎はそんなに気にしなくてもよい。なぜならおそらくこの本当の原因は18歳の時の尾骨の強打だ。これにより硬膜と脊髄神経がトラクションされることにより最終的に排液システムが機能不全になったことで発症したに過ぎない。

 

白内障についてだが、物が濁って見えるか聞くと、「濁ってはいない」と言い、物を見ると焦点がズレてないか聞くと「ズレている・・・」という。そして瞳を見ても白濁は無く綺麗だ。眼鏡をかけても良くならなかったので手術を薦められたらしい。ほんまかいなと思って訪ねたが、「本当だ」という。白内障の診断を下したMDは、地元で白内障の手術で有名な開業医らしい・・・?

 

この患者さんを診ると、左の視床下部にえげつなく強い問題をかかえていて、この処置にかなりの時間を要した。

 

次に治療をしたのは右の上縦束と弓縦束を行なった。これでなんとか目途がついた。

 

この日最後の治療は灰白隆起と胸腰筋膜の治療だ!これによりこの患者さんの視力はハッキリと焦点が合って綺麗に見えるようになり、非常に喜んで帰られた。

 

これで目の手術をされていたら元に戻すことは不可能であったと思う。

 

おしまい。

関節リウマチセミナー満員御礼!

2023年8月19日

 

9月23日~24日の2日間で「関節リウマチは劇的に変化する」セミナーを開催する。定員は16名

それ以上は○○チン接種者のシェディングを浴びる為私の身体が持たないのだ。

 

何人集まるかな・・・と思っていたが募集をかけた途端ほぼ瞬間で定員の16名は集まった。有難うございます。

 

ただし、このセミナーは少し難しい・・・。しかしだ、私はウソをつかない。

 

実際に参加者の目の前で劇的に症状を変化させてみせる!視点を変えて身体を診ることがいかに大切かを参加者にはわからせたいと思う。

 

MDも2名参加するとのことなので、絶対に失敗は許されない。

心配しなくても私は失敗しないので・・・(笑)

楽しみにしていてね!

 

おしまい。

対馬先生からのお手紙

いつもながら助産師の対馬さんからありがたい手紙を頂いたのでブログに掲載させていただく。

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下村彰慶先生へ

 

おはようございます。

8月も終わりというのにまだまだ暑い日が続いておりますが、先生におかれましてはいかがお過ごしでいらっしゃいますか?

 

7月の微弱電流のセミナー以降、改めて人の健康というものについてどう考えたらいいのか?と思うようになりました。先人たちはどう考えていたのだろうか…?それが知りたくて無謀にも黄帝内経を読み始めました。(もちろん訳が付いているものですが)それを読んでいて感じることは、以前セミナーの時にも先生が話されていた古来考えられていた自然の重要性です。家を建てる時の柱の選び方。どこに生えていた木なのか?それを考えながらどこに使うかを選んでいたというお話。四角い頭のセミナーの時にもお話し頂いた天然のものからできているものと人工的に作られたものは同じではないという事。そんなお話がいくつも浮かびました。

 

生活が便利になっていく中で見落としてはいけない危険性。便利な生活に慣れ過ぎてその危険性に対してあまりにも無防備過ぎてはいないか?そんなことを感じました。これも以前のセミナーでの話ですが、「ビタミンCは何色か?」という先生の問いに多くの人が「黄色」と答えました。私もその一人です。正解は透明。言われてみると点滴を準備しているときに見たアスコルビン酸のアンプルは透明でした。そんなことも忘れてしまっている現実に愕然としました。

 

今、若いお父さん、お母さんと接していると「どうやったら楽(らく)できるか?」と考えていると感じることがあります。赤ちゃんが生まれたあと、どうやったらよく寝てぐずらず楽に子育てができるか?発言としてそう聞くこともしばしばです。赤ちゃんにとってどうすることが大切なのか?人工的な物が入ることで生じる危険性について思い描けていないこと。そのことがとても心配になります。

 

妊娠出産に関わる仕事をしているという事では、まさに自然の姿という事を真剣に考えなければならないのだと思います。誘発分娩、無痛分娩と次々と新たな介入が進む中で、本来の過程を維持するためにはどうすればよいのか?介入によって何がどう崩れてしまうのか?便利な生活に慣れ、自然とはかけ離れていく生活をしている現代だからこそ、改めて本来のあるべき姿はどんなものなのか?考えてみる必要があるのだと思います。

 

いつも貴重なお話を聞かせていただけるセミナーを楽しみにしております。

どうぞご自愛くださいませ。

JOPA会員助産師 対馬利江子

8月10~17日までのお盆休み

2023年8月17日

 

8月10日の夜中23時頃にりりぱっとを出発し、姫路の実家に着いたのが0時15分!この時間帯であれば帰省ラッシュに巻き込まれないだろう・・・との考えでのことだったのだが見事的中し、快適に走ることは出来なかったが大体80~90キロのスピードで走れた。

 

帰宅する1週間前には実家のマロンの部屋にエアコンも取り付けていたのだが、マロンは20畳くらいの洋間からいきなり5畳ぐらいの部屋になった上、私が持ち帰った事務仕事をするためほとんど相手をしてやれなかったことから、非常にご機嫌斜め状態だった・・・。従ってちゃんとトイレでおしっこをした回数は1週間の間でたったの3回のみ。その他は部屋の角や壁に四つん這いのままおしっこを引っかけていた。

 

しかしそうなることを察知していた私は予めおしっこシートを何枚も広げていたので実害はほぼ0だった。

 

さてさて今回は初めてお盆休みを1週間取らせていただいたが、布団の上で眠った日は0。全日仏間で仕事をして眠くなったら畳の上で横になって眠ってしまうというえげつない盆休みだった。

 

そしてその仕事の合間にお袋の治療、マロンの相手、孫達の相手、買い物、家の片付け・・・を全部こなしてきたので神戸に帰ったらヘロヘロ状態だった(笑)

 

ただお盆休みにお袋の治療をし、治療の実験モデルにも喜んでなってくれたので10個くらいの結構効果のあるテクニックを発見できたのがせめてもの救いかな・・・。

 

おしまい。

「微弱電流」セミナーを開催

2023年7月23日

 

前日の多田D.O.講師による「電磁波入門」セミナーに続き、「微弱電流が人体を支配する」セミナーを7月23日に開催した。思っていたより参加者が多く、23名いた。

 

内容を簡単に説明すると、手足の最外層を流れる微弱電流を診て、一番流れの悪い所もしくは流れの止まっている所に赤玉パンチのプラスとマイナスを貼付するだけで身体全体が変化し始め、関節の可動域なども変わるといったようなことだ。もちろんこれを施すことで排毒なども行いやすくなる。

 

まぁ、一見信じられないようなことだが、セミナー中に2人の受講生の治療を行なった。1人はワクチン接種者に対してパンチを貼付し微弱電流を促進し、シートも使って実際に治療した。

 

もう1人は参加者に現在の日本人の身体の症状に対して今後においても夢と希望を持たせるべく「スパークテクニック」と「ニューロオステオパシー」という私が開発した技術をもって身体の骨格の形も変化させ、関節の機能障害も関節に触れることなく一気に変化させた。もちろん下部頸椎もグニャリと伸展できるようになった。

 

私がどう患者さんの身体を診ているのか知りたい方は9月23-24日に開催する「関節リウマチは劇的に変化する」セミナーに来てみてください。実際に関節リウマチの患者さんを皆さんの目の前で治療します。

以下に治療した2人からの感想文を載せる。

 

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JOPA一般会員 田口 ますみ  理学療法士

 

今回、初めてのセミナー「微弱電流が身体を支配する」を受講し、デモンストレーションで治療して頂きましたので、ここに感想文を書かせて頂きます

 

下村先生は現在の身体は皆左右の肋骨の高さが違うということに言及され、「スパークテクニック」と「ニューロオステオパシー」という技術を受け、脊髄神経と肋間神経の治療を受けました。これは「微弱電流を感じとれるようになると簡単に出来るようになる」と治療を始める前に言われていましたが、

治療を始めてすぐに

「頭の中でなにかが動いているのを感じるか?視床下部なんだけど・・・」

身体にコンタクトされている間、奥でもやもやと動いた後、側頭部が開いていく感じがしました。

 

しばらくすると一気に吸気がしやすくなりました。

 

「手術をしてるのは右か?」

 

私は右腓骨頭の骨腫瘍で腓骨を7cm切除する手術を受けているのですが、電磁波やシェディングで常にテンションがかかっている状態です。先生曰く、術創部が左視床下部を引っ張っているとのことでした。

 

リリースが進むと特に右の脛骨と母趾の骨膜が急速に緩み出し、肋骨の高さが揃い、頸部さらには脊椎の可動域が格段に改善しました。そして、肋骨には触れていないのに左右の肋骨の高さは誰が見てもわかるように揃いました。

 

私の主観ですが、Ope創に電磁波が溜まり、さらにシェディングによる右回旋に加えラムダ縫合の陥没が起こっていましたが、下村先生のリリースのあとは完全に頭蓋の形が変わり、陥没がキレイになくなっているのが触って分かる程でした。視界もクリアになり、パートナーの対馬先生からも顔色が良くなったと言われました。

 

その後練習時間にシェディングを受けると頭蓋の形が凹む方向に少し戻りましたが、そのことで私達の身体が環境に支配されている実感が強くなったことは言うまでもありません。

 

私は理学療法士ですが、電磁波が身体に影響を及ぼすと説明しても、職場では医学的根拠がないと言って理解しようとする人は正直少ないです。目の前で患者さんの変化が起こっても、です。しかし、下村先生が開発されている技術は、体内の微弱電流をあらゆる方法で変化を起こさせ、今までの常識からは考えられない程に身体に劇的な変化を与えられる唯一無二の素晴らしい技術であると思うとともに、出会えて感謝でいっぱいです。

 

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JOPA一般会員・JTOC4期生  前田 豊和

理学療法士

 

拝啓 下村会長、先日は排毒をしていただきありがとうございました。

 

その効果に驚きと、今後治療効果を出して行くには、排毒の治療無しに結果を出すことは厳しいことを確信させられました。

 

体調不良で休職後、退職に至っています。自分の身体の状態は悪いのだろうけど、自覚できない状態でした。弱り目にたたり目で、2週間前に偽痛風になり、右膝が腫れ、跛行があり、階段は一段ずつ揃えて昇降している状態でした。

 

何をされるのかと思っていたら排毒の治療でしたが、治療中にお腹が動き出し、膨らんでくるのを感じました。会長から『もうすぐ出るぞ』と言われ、ほんまかいなと思っていましたが、周りにおられた方々が咳をされているのが聞こえだし、反対に段々自分が楽になっているのを感じました(私の身体にあった毒が広まって吸われたのだと思います、皆さん御免なさい)。会長から息を吸うように言われると、いつもと違い、深く吸えることに驚きました。足首を動かすように言われると、浮腫んでガチガチだった足関節が底背屈できることに驚き、段々、視界が明るくなってくることに驚き。また、会長は部屋の端にいて触れてもいないのに、『なんで状態が分かるねん?』と驚きの連続でした。

 

身体の状態が良くなると気分も良くなり、帰宅の途についたのですが、階段昇降が交互にできたことを喜んだのも束の間、会長から説明を受けていた通り接種者が多数いる電車に乗ると気分が悪くなりました。今までは、身体が悪すぎて、悪いことすら感じていなかったと思います。排毒していただき、やっと電車内の環境を感じられたのだと思います。良くなって初めて、悪かったことに気付け、悪い状態を悪いと感じ取れない怖さを思い知りました。

 

排毒後から2日たち、相変わらず猛暑が続いていますが、冷たい物を欲しがらないのと、クーラーを切ったり設定温度を高くするようになりました。これまた怖いことで、全く自覚が無かったのですが、会長がいつも言われている芯熱(恥ずかしながら言葉すら知りませんでした)が下がらない危険な状態だったのだと思います。

 

排毒できることで、運動器や呼吸器、自律神経の調節まで改善されることに驚きと、接種したことを後悔しています。会長が結果を出されているのは、私が想像できるような努力ではないことは承知していますが、体験してしまった以上、目を背けることはできず、排毒なしに治療効果を出していくことは困難であることを確信しました。困難な道ではあると思いますが、治療効果を出していくために、希望を与えていただきありがとうございました。

香川で屋外排毒治療

2023年7月11~13日

5月に実家で行った排毒治療に続き、今回は香川県の海の砂浜で排毒治療を行なった。

なぜ砂浜かというと、海水をたっぷり含んだ身体にかけて寝ることで帯電をおこしている身体からモーレツに電磁波が抜けるからだ。

 香川7 香川8

その力も利用して体内から毒物をより強く外に排出するのだ。もちろん単に砂浜に寝て砂をかけるだけでは以前の様には排毒出来ない。そのために、砂浜で寝る前に事前処理を施し、出せる状態にする必要がある。

その為に10日夜からベッドやタープなどを純也の車に積み込む。11日の朝8時半にアシスタントの田中がりりぱっとに到着し、その他諸々の治療道具を3人で積み込み9時半に香川に向けて出発!

目の前に砂浜があるロッジを借りているが、そのロッジのチェックインは15時から。しかし治療は14時~16時のグループで始まる。

12時ごろに到着し、もう一人のアシスタントである順平とも合流。昼食を食べた後、タープなどの設営準備を始めていると、ぞろぞろと患者さんが集まり始める。

砂浜での屋外治療は初めてであり、何が起こるかわからないので第1グループは定員6人に対して4人で留めていた。この判断は正しかった。

いつもと勝手が違う上に、案外砂をかけるのに時間がかかるし、かなりの重労働だったのだ。こういったことは実際にやってみないとわからない・・・。

 香川4 香川5

初日の第2グループはMAXの6名。その中には新患の方が2名、東京と香川の方だった。

無事18時過ぎに初日の治療は終了し、JOPA会員である谷渕君の家族とスタッフとの計7名で焼き肉を食べに行った。ここの焼き肉はめっちゃ美味かった。特に〆のラーメンが最高だった。その日は食事から帰った後、疲れていたのでほぼ即死状態で寝落ちした。

翌日12日は朝9時~11時の第1グループ(6名)と12時~14時の第2グループ(6名)のみで全ての患者さんの治療を終了し、後はのんびりとスタッフの治療と海鮮などを食べに行く予定であった。

第1グループは前回の教訓を生かし、予定時刻より少し早く始めたことにより問題なく終了したが、問題なのは第2グループを始めて1時間程経った時だ。雷雨のため2回程中断したことから、全ての患者さんが終了したのが17時半が過ぎていた。本来はお昼過ぎには終了の予定だったので、スタッフは昼食も食べていなかった。

終わった時にはスタッフもヘロヘロ状態。皆よく頑張ってくれたので何か美味い物を腹に入れてやらないといけない。ということで、近くの海鮮が美味いと教えてもらった食堂へ行く。カンパチ・イカの刺身・サザエのつぼ焼き・貝柱のバター焼き・タコブツ・タコの天ぷら等・・・もう食えんというまで腹いっぱいに詰め込んでやった。

そしてロッジに帰った後、今度は私がスタッフに対して時間をかけて身体の治療をしてやった。これは頑張ってくれた御礼である。順平は20時半~24時まで。田中は24時~3時頃までやって私は風呂に入った後セルフケアをしたのだが、結局寝れずじまい・・・。純也は朝の8時~9時45分まで治療して全員の身体を整えてやった。

そして帰り際にロッジの近くにあったラーメン屋へ行った。このラーメン屋は純也がスマホで見つけて評判が良かったので行った。エビで出汁をとったラーメン屋である。

ここはめっちゃ美味かったので名前は書けない。11時~オープンするのだが、我々は1番乗りするために少し早めに行った。オープンと同時に中に入ると、あっというまに順番待ちの状態の店である。このラーメンは本当に美味かった。また来ようと思っている。だから名前は書けないのだ(申し訳ない)。

ちなみに私が食べたラーメンは合計で3杯プラス〆のリゾットが1杯。その写真が下である。

 香川1 香川3 香川2

おしまい

対馬さんからのお手紙

いつもながら助産師の対馬さんからお手紙を頂いたのでブログに掲載させていただく。

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下村彰慶先生へ

 

おはようございます。

関東では聞かないクマゼミの大きな鳴き声響く中、セミナーありがとうございました。

 

今回セミナーを受けたいと思ったのは、微弱電流という全く未知のものを知ることによってまた新たな発見ができるのではないか?という期待感からです。それはJOPAに入って”膜”というものを知った時から続いているものです。

 

セミナーを受けて一番心に残っていることはこれまで何度となく言われてきた「オステオパシーは哲学である!」という事の意味が感じられるようになったという事です。それは今までに何度もお話を聞いていてそうなのだとは思っていたはずのことなのですが今回改めて実感という感覚を持ちました。

 

身体をどう診ればよいのか?何を知ればそれがわかるようになるのか?それを追い続けてきた中でJOPAと出会い”膜”というものを知りました。そこで今まで身体というものを循環器系、消化器系、呼吸器系…というように区分けをして横のつながりというものを考えてみたことがなかった世界が一変しました。そして今回そこに微弱電流という新たな視点を知ることで、オステオパシーが哲学という事を強く感じました。そこで思ったのは、私がオステオパシーに求めていたのは実はそこだったのかもしれないということ。治療職ではない私がオステオパシーに惹かれたのはその哲学を学ぶことに惹かれこの世界に入ってみたかったのかもしれません。改めてスティル先生の教えを何度も読み返してみるとその学びが進みにつれてより深い意味を受け取れるようになるのだと思います。

 

JOPAに入って何と深く考えることなくわかった気になっていたのだろう?と思うことが度々ありましたが今回さらにその思いを強くしました。例えば子宮を支える靭帯でさえ知らない助産師はいます。それがどこについてさらにどこに続いていくのか?となるとお手上げです。でもそれが何故大事なことなのかに気付いている助産師も少ないと思うのです。オステオパシーを知ったことによって開けた世界の奥深さをこれからも探求していきたいと思います。

 

ありがとうございました。

 

助産師 対馬利江子

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