下村彰慶 オステオパシー人生のブログ|日本オステオパシープロフェッショナル協会

身体の変化が・・・

2021年3月30日

 

今年に入り、日本人の身体の変化・・・つまり身体が悪くなるスピードが異常に早くなってきている。1月頃のインスタライブで話した変化が3月には既に過去のものとなり、私に挑戦状を突きつけてくるのである。

 

当然のことながらこれまでに無かったような様々な症状がある。そしてその症状は通常の治療では消失しにくくなっている。

 

例えば骨が曲がり、関節の可動域が減少し、脈がとりにくく不整脈や胸の痛みを訴え、小学生においても頸部痛や腰痛などを訴えている。

 

また皮膚の湿疹や発赤、通常の生活においても呼吸がしにくい、眼がかすみ焦点が合いにくいなど本当に多岐に渡り、腰椎椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症などの病名で手術をしても全く症状に変化が無い人や脳梗塞の若年化などここ数年で急激に増えてきている。

 

オステオパシーの考えでは病気は結果である。病気になるには原因があり、治療するためにはまずその原因を考え知らなければならない。

 

私の推論ではあるが4月29日(木)に「身体の診方と考察」というタイトルで1dayセミナーを神戸で行う予定である。

 

結果は出しているので是非多くの方に参加していただけたらと思う。

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2021年4月29日(木・祝)10:00~17:00

JTOCセミナールーム Ⅲ
兵庫県神戸市東灘区住吉東町4-6-16りりぱっとはうす 2F

https://www.osteopathy.co.jp/seminar/index.php?mode=seminar_detail&seminar_convene_id=112480

症例報告

2021年3月27日

 

2021年3月9日にブログに書いた脊柱管狭窄症の手術をしたが全く痛みが取れずFirstに来院された患者さんであるが、本日3回目の治療に来院された。

 

初診時は「2〜3分歩くと痛みで歩けなくなる」らしく、また左肩腱板損傷の手術をしたが「痛くて上手く挙上できない」とのことであった。

 

今回来院された時には痛みは大分消失しており、肩の症状も消失していた。

 

狭窄症による腰痛と下肢痛は3回目の治療後にはスクワットやスキップも出来るようになり、患者さん自身大変驚いていた。

 

ウソではない。本当の事だ!

症例報告

2021年3月24日

 

今回の症例報告はエモーショナル(感情)についてである。

患者さん本人とご両親の許可は取っているが、氏名・住所などは書かない。患者さんは13歳の女性である。

 

3月5日に頭痛・倦怠感・目眩を訴えて来院され、病院で処方された薬を服用しても効かないとの事である。

 

既往歴としては吸引分娩で出産、右足関節部不全骨折(7歳)、ストレス性の腹痛があり目が数時間見えなくなる事が2回あった(10歳)、花粉症(12歳)

 

他覚所見として、心臓・肺のうっ血があった。

 

お母さんと2人で来院されたので、とりあえず治療室には2人で入ってもらった。

患者さん本人から一通り症状を聞いた後、お母さんから言われた内容が実に興味深い内容だった。

 

要約すると・・・

母「実は、この子小学生の時に酷いいじめに遭っているんです。それがストレスとなって症状になっていると思うんですが・・・」

私「なるほど・・・」

 

それでとりあえず仰臥位になってもらい身体を診ると確かにエモーショナルな問題があった。それも肝臓に。

肝臓は「怒り」の臓器である。それで何に対して「怒り」を持っているのか診ていくと、小学生の時に受けたいじめでは無いことはすぐにわかった。その時点でお母さんには退室してもらい、2人でセッションを開始した。

 

私「お母さんはいじめが原因と言っているけど違うよね?いじめについては辛い事だったけど既に自分の中では解決できてるね」

患者「はい!」

私「お母さんに対して怒りの感情があるんだよね?」

患者「はい。※※※※※※(内容は書けない)」

私「なるほど」

 

といってソマト・エモーショナル・リリース(体性感情解放)を行い完全にリリースし、上手く行ったと思い確認すると、まだ肝臓に先程よりは小さいがまだある。

 

私「あれっ、お母さん以外にもあるみたいやけど・・・」

少し考えた後

患者「お父さんにもある」

というので診てみると、それだ!

それがわかった後、同じくリリースを行い、完全に焼失した。

 

そして治療後は頭痛も無くなっており、身体も軽くなったとのこと。

 

私はご両親に対してちゃんと不満を聞いてあげて欲しいと説得し、本人にもご両親と話をするように言って帰ってもらった。

 

驚いたのは3月16日に2回目の治療に来られた時だ。つまり患者さんの表情が別人のように明るくなり、その後ほとんど頭痛も無く、倦怠感や目眩も消失していた。

 

ご両親も親子関係が上手くいくようになってすごく喜んでくださっていた。

 

2回目の治療終了時には頭の中にあった芯の痛みまで消失し、頭を振っても痛みは全く無くなっていた。

 

患者さん本人と話していると「医学部を目指してみようかな・・・」とも言っていた。頭の良い女の子なので将来が楽しみだ。

 

ちなみに治療は下記を行った。

 

(3月5日)ソマトエモーショナルリリース・右第4肋軟骨結合・右線条体リリース・頭蓋反射テクニック

 

(3月16日)右脛骨近位骨端線リリース・頭蓋反射テクニックで右第3肋軟骨結合部・甲状腺右上皮小体をリリース・右寛骨結合部再統合・右乳頭体Line5&10・心臓弁を行った。

 

2回目の治療ではソマトエモーショナルリリースは必要なかったため行っていない。

 

おしまい。

症例報告

2021年3月22日

 

今回の症例報告は伊達君だ。まずは治療前の写真を見てほしい。

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本人は「首がめちゃくちゃ痛くて動かない!」と言って来院したが、脊柱が曲がっているとか、痛いとか、動かないとかそういったレベルの問題で無いのはある程度の臨床家ならすぐに理解できると思う。

 

首の激痛のため、ベッドに横になるのも大変な状態であった。

なんとか横になったところで身体を診てみると非常に難しい状態になっていた。

 

その中でも特に強い問題があったのが右の「精巣と精巣上体」だ。これは冗談で言っているのでは無い。

これが強い回旋を起こしており、右の精巣静脈を引っ張り下大静脈を通じて横隔膜・心臓・神経核及び副神経などに強い影響を出していたのだ。ちなみに「剪断」は無い。

 

最近男性ではここに問題のある人がちょこちょこあり、女性では右の卵巣に同じような問題がある人が増えてきている。そして伊達君と同じルートに問題が起きつつあるのだ。

 

ちなみに治療は頭蓋反射区を用いて口内テクニック・左右乳頭体に鍼・右第7、8、9、10肋軟骨結合部に赤玉パンチ・右仙骨孔に赤玉パンチ・腱中心を治療することで痛みはほぼ消失した。

 

ただ伊達君の場合、まだ完全に問題が解決した訳ではないので、あと何回の継続した治療は必要である。

 

これからは本当に難しい患者さんが増えてくるのでかなり厄介なことになると考えている。

 

ちなみに下が治療後の写真である(まだ問題はかなり残っている)

CIMG1802 CIMG1801 CIMG1803

おしまい

興味深い内容のメールが・・・

JOPA会員の対馬先生より大変興味深い内容が届いたので紹介させていただく。

 

下村彰慶先生

各地で桜の開花の便りが届き、暖かさを増すこの頃ですがいかがお過ごしでいらっしゃいますか?

昨夜のJOPATV楽しく拝聴させていただきました!

 

今回の内容はまさに来月初セミナーから10年を迎える私にとりまして改めて初心に戻り、オステオパシーを振り返るものとなりました。スティル先生の教えはそれぞれに意味深い言葉でつづられておりますが神経、血管、リンパ・・・など身体の部位についてだけでなく感謝、心、運命といった事柄についても述べておられるところに素晴らしさを感じその意図するところは何か?考えさせられます。

 

オステオパシーを学び始めて10年がたち、物事に対する見方も変わってきたように思います。

セミナーでの下村先生語録が次々と浮かび、いろいろなことに対して物の見方に影響しています。

最近気になりだしたのは、以前セミナーで腕の挙上のデモの時に「今はまだここまで腕が上がっとるけどな、この先腕がこの程度しか上がらん奴が増えてきたらそれが正常という事になってくるんや!」という先生の言葉です。

最近芸能人ブログで完全母乳であるにもかかわらず産後2か月で妊娠したという記事がありました。新生児訪問をしている中で数年前から完全母乳であっても産後2~3か月で月経が再開するお母さんがいることを知りました。

本来なら母乳を与えることで一定のストップがかかるはずなのに早期に月経が開始することに驚きました。

それでも月経再開と妊娠は違うのですぐの妊娠はないと思っていたのですがそれさえも覆されました。

私の母は6人妹弟で年の差は2歳2歳2歳3歳3歳です。本来ならこのようになっていくべきところがなんと2か月での妊娠。このことは先生がよく話しておられる身体が変わってきているという事の一つなのではと感じています。

埼玉東部は医療介入の多い地域だと思っておりますが私が関わった方の出産では初産で何も使わず産んだ方は28%誘発・促進分娩は52%出生時体重が2900g以下が6割になっています。

またレンゾー先生も心配をされていましたがピルの服用者もかなりの数になってきています。今こそまさに昨夜のJOPATVでも話しておられたように薬で対処するのではなく身体の正常なメカニズムが働くようにしていくことの重要性を感じます。

 

4月29日の『体の診方と考察』のセミナーとても楽しみにしております!

1日セミナーではありますがたくさんのお話を持ち帰りたいと思います。

お忙しい毎日をお過ごしと思いますが、季節の変わり目どうぞお身体ご自愛くださいませ。

 

対馬利江子

症例報告(脊柱管狭窄症)

2020年3月9日

 

今回の症例は、神奈川県の井上康史D.O.(JTOC卒)から紹介されて来院された方で、兵庫県在住の女性である。

 

病院での病名は「脊柱管狭窄症」だ。症状は「腰痛と歩き始めて2〜3分で足が痛くなり歩けない」と「左肩関節の痛み」だ。

 

既往歴としては虫垂炎(手術)、右殿部神経腫(手術)、膀胱癌(手術)、右足部骨折、左耳突発性難聴、右眼黄斑変性、左肩腱板断裂がある。

 

狭窄症は1年前に手術を受けたが全く症状が変わらず、井上D.O.の所に通っている友人の方に聞いてもらってFirstに来院されたというわけだ。

 

他覚的所見としては肺のうっ血はそれほどでは無いが、心臓のうっ血があった。

 

治療は全ての心臓弁を開放することだ。

そして今回の治療方法は問題のある場所から電磁波を放出(静電気は機能障害を起こしているところに溜まりやすい性質がある)して機能を回復させるという方法では無く、機能障害を起こして帯電している場所の体内静電気を放出する事無く、上手く流れる様にして構造と機能を治す方法を行うと、予想通り上手くいき腰痛も肩の痛みも消失し、歩いても痛みは無くなった。

 

ただし、1回の治療ではその場は良くてもまた痛みは再発するので、何回かの治療は必要になることは言っておいた。

 

おしまい。

症例報告

2021年3月3日

 

今回の症例報告は住所・名前等は書かない事を条件に掲載許可をもらっている。

 

50代の代表取締役(会社経営者)である。もう一つ付け加えるとアメリカに約20年住まれていて英語がペラペラだ!そして電磁波を感じられる方だったという事だ。

 

さて症状だがこれからこの様な患者さんが増えてくるであろうと予想される不定愁訴に注目してほしい。

 

2年ほど前より右頸部・右肩部・右肩甲骨部に痛みが常にあり、両側頭部・両眼球の奥に痛みがほぼ毎日ある。また前額部に痺れた様な感じと右腕の特に前腕部に張った感じがあり、指がジンジンしていて左手指のこわばり感がある。

 

そして特に注目すべき症状は右足の3・4趾の先に触れたり、体重をかけると痛みがあるという症状である。もちろん病院にも行かれたがリウマチの疑いがあるというだけで本当の原因は不明。これまで様々な治療を受けたが、全く改善しないのでFirstに来院されたという事だ。

 

診てみると後頭窩は潰されており、両側頭骨は中心軸に寄って幅が狭くなっている。前頭骨も中心軸に引き込まれ、上眼窩の骨陵が浮き上がっている左側の上部〜中部にかけて肋骨は全て前に突っ込んでいて、そして胸郭は盛り上がっている。その他のことも書き出すとキリがないので他覚所見はこれぐらいにしておく。

 

このブログを見てくれている臨床家の方に質問です。皆さんはこの症状をみて何が問題だと思いますか?そして何をされますか?

 

もちろん実際に患者さんを診ていないのでこれだけでは・・・?と思われるのがもちろん正解なんですが、症状をみただけでも「何か変だ・・・」ということは理解できていると思います。

 

つまり、医学的あるいは解剖学・生理学的に説明がつかないのです。ある1つの症状には説明がついたとしても全ての症状に対しては論理的な説明が出来ないのである。特に右足3・4趾の症状などはかなり難しいと思います。

 

さて、私が何を行ったかだが・・・もちろんこれが100点という意味ではない。初診60分の内20分を問診に費やしたので治療時間は40分である。私が診た所、一番大きな問題はやはり電磁波とPM2.5〜0.1である。

 

右足3・4趾の問題は骨膜が回旋による捻れのため恐らく知覚神経のテンションが上がり異常な過敏状態になっているのだ。

 

脳の神経核と心臓弁の両方を治療する時間は無かったので初日は心臓だけを治療した。

 

以下順を追って書くので治療家の方は是非参考にしてほしい。

①右心耳

②頭蓋反射テクニックを用いて漿膜反射区とオッディ括約筋に赤玉パンチを貼布

③二尖弁と三尖弁

④心膜内臓靭帯

⑤心横隔膜靭帯〜脚

以上である。治療直後より患者さんはすごく楽になったと喜んで帰宅された。

 

ちなみに2回目に来院された時には指先の痺れなどは再発するものの、かなり改善されており、右足3・4趾の症状は消失していた。

 

2回目の治療では神経核の治療も加えることでさらに患者さん本人も驚くほどの効果を出している。

 

是非参考にしてほしい。

 

おしまい。

症例報告(腰椎椎間板ヘルニア)

2021年3月2日

 

今回の症例報告は腰椎椎間板ヘルニアである。名前、住所以外は掲載の許可をもらっている。

 

年齢は32歳の女性である。既往歴は幼少期における鼠径ヘルニアと16〜18歳の間に何回もの原付バイクでの自損事故及び車との衝突事故が1回ある。

 

来院時における症状は腰痛(右側)と右大腿部前面と外側面の痛みである。他覚的所見として右腸骨の上方剪断と左上部から中央部までの連続した肋骨頭の前方偏位がある。

 

治療は久しぶりにものすごく簡単。以下治療を行った順に書く。①右手豆状骨のリリース。②右9・10肋軟骨結合部に赤玉パンチを貼布し電磁波を放電。③右7・8肋軟骨結合部に赤玉パンチを貼布し電磁波を放電。④右8・9肋軟骨結合部に赤玉パンチを貼布し電磁波を放電。⑤剣状突起4・5間に赤玉パンチを貼布し電磁波を放電。⑥左右乳頭体反射部に鍼。

 

以上が全てである。治療直後より腰痛もほとんど無くなり、大腿の痛みも消失した。もちろん腸骨の上方剪断や全ての前方肋骨偏位も全て消失していた。

 

身体の診方が分かる臨床家は上記治療を見て何を行ったかすぐにピンとくるだろうが、診方の分からない方はおそらく何回見て考えてもチンプンカンプンだと思う。

 

能力ある臨床家のためになればと考え今回のブログを書いてみた。ちなみに赤玉パンチのところはもちろんマニピュレーションを行っても同じ効果は出るし、当然マニピュレーション出来る所である。もしマニピュレーションを行おうとするならば、長テコの原理を用いた方が私は楽に出来る。

 

おしまい。

症例報告(捻挫)

2021年2月22日

 

朝Firstに入ると渡辺奈々D.O.がいるでは無いか・・・。そうか、今日は奈々ちゃんが見学と治療を兼ねて来る日であった。

 

通常通り午前の患者さんの治療を終えた後、休憩中にスタッフの治療を奈々ちゃんに見せた。スタッフは2週間ほど前に左足関節を強く捻り、跛行を程していた。応急処置でその日に神経核の治療をして、腫脹と痛みは減少したものの、まだ痛みと跛行が残っていたのだが、私も忙しさのあまり治療してあげることが出来ていなかった。

 

ぎっくり腰(急性腰痛)や寝違い(頸部捻挫)を含めて捻挫だけで来院される患者さんをここ10年程診たことはないので久しぶりに診る懐かしさもあった。

 

スタッフは2週間前に応急処置をした後、病院でレントゲンを撮り骨折が無いことは確認していた。しかし2週間経っても跛行を程しており、その間歩き方に変化が無いことを私は確認しながら観察していた。

 

変である・・・。以前なら捻挫の場合2週間も過ぎれば身体が補正作用をとり痛みも跛行もほとんど無くなっているのが普通だった。一般の方は捻挫と聞けば「簡単だ」と思うかもしれないが今は違う。今の日本人の身体は前と違い、身体の中に(PMや電磁波などにより)大きな問題を抱えており、補正作用が取れなくなってしまっている。それにより痛みが消失しないのだ。また様々な症状を訴えてはいるが説明のつかない症状が多い。

 

今回のスタッフの左足関節捻挫もそうだ。応急処置の直後に腫れと痛みはある程度引いたが、そこからは改善していない・・・。私は多分そう言った経過を辿るであろうことを予測しながら見ていたのだ。

 

ここから少しだけ簡単に臨床家のために書いていこうと思う。つまりシャーピー繊維が潰されてしまっており骨質に骨膜が張り付いた様な感じになっている。つまり捻挫によって骨膜が引っ張られるとその骨膜に付着する筋膜も引っ張られることになるが、問題なのはその形状で固まってしまっており、身体が元に戻ろうとしても組織が戻れない状態にあるのだ。

 

そして治療はかなり難しい。その場で瞬時に治そうとするなら、捻挫ではあるがもはや以前の捻挫の治療の面影は残っていない。スタッフに行った治療を順番に書くと、①左右脛骨・腓骨の骨端線のリリース。②心横隔膜靭帯のリリース。③左第7肋軟骨結合のリリース。④左右の心耳。⑤最後に緑茶を飲んでもらった。以上である。

 

もちろん治療直後よりスタッフは痛みも完全に消え、普通に歩けるようになった。スタッフも奈々ちゃんも大変驚いていたが、私にとっては計算した上(読みきった上)での事であり結果は当然のことなのだ。

 

ただその考察と技術をこれからの臨床家に教えるのは大変なことになると思う。

 

おしまい。

症例報告

2021年1月19日

 

患者さんの了解を得ているが、名前は伏せておく。年齢は62歳の女性である。

 

朝Firstに入ると奈々ちゃんがいるでは無いか。奈々ちゃんとは愛媛の渡辺奈々D.O.のことである。

下村「おっ奈々ちゃんおはよう、今日は見学と治療の日か?」

奈々ちゃん「そうなんです」

 

と言う挨拶から治療はスタートした。そして今回の症例は午前の最後の患者さんである。

 

昨日に続き連続して治療を受けてもらった。というのも、昨日の治療(30分)だけでは状態を思うところまで改善することが出来ず、いつものように1ヶ月後に来てもらっては完全に元に戻ってしまう事が推測出来たので、どうしても問題の所を取り除く必要があったからである。

 

この患者さんは左下肢に強い痛みが起こり、整形外科を受診。レントゲンを撮った結果「すべり症」と診断され、膝の痛みは「加齢のため」と言われた。

 

ただ私は身体を診た瞬間に「違う」と言い切り「痛みを消失させる事が出来る」と言い切って治療を始めたが、予想を超えて難しい問題があったため、症状は軽くなったものの原因を30分の治療時間内で取り除く事が出来なかったため、連続で受診していただいたのだった。

 

この患者さんは痛みのため、階段の昇降に困難をきたしていた。

 

原因は左脛骨近位骨端線における非生理学的な回旋による関節面(接続面)の食い込みによるロック現象があり、それにより骨膜を介して筋膜が痙縮する事で腰椎を引っ張り、すべり症のようになっていただけである。

 

原因は前日にわかっていたので治療はすごくシンプルだ。頭蓋反射テクニックで電磁波を抜きながら骨端線をリリースし、関節面を合わせる事で腰椎の引っ張りを消失させ症状は消失した。

 

もちろん奈々ちゃんに頼んで階段の昇降も2往復してもらったが、痛みは全く無くなっていた。

 

この様な原因は過去には無かった事である。このブログを見ている臨床家の方は是非このことを念頭に入れた上で患者さんを診てほしい。益々原因が解りづらくなってきている事が理解できるだろう。

 

おしまい。